せひらのうたげ

はじまるよ。

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企画職がプログラミングの勉強がてらWEBサービスを作ってみた ①

『セレクチャ』というWEBサービスを作って公開してみました。

この仕組みで作られたコンテンツが増えるときっと面白いと思うので、ぜひ投稿やリツイート、シェアなどして頂けると嬉しいです。

 

『セレクチャ』ってどんなサービス?

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端的にいうと、『ゲームブック ツクール』です。

「画像」と「テキスト」と、他の投稿へ飛ばせる「選択肢」を組み合わせて、分岐だけで進行するノベルゲームとか、診断ゲームなどのコンテンツをWEB上で作れます。

でもいきなりゲーム的なものを考えて投稿するのも大変なので、まずは気軽に写真アルバムとか名言集とか、疑似ストリートビュー的なものとか、そうしたマイプチ作品をスマホだけでちょいちょい作って、TwitterFacebookでフォロワーや友達に見てもらう。SNSの補助ツールみたいな使われ方をしてもらえると良いのかな?と思ってます。
 

なんでこんなサービスを作ったのか?

その昔、特に学生の頃はコンピューターゲームが好きでどっぷり遊んでたんですけど、昨今のゲームは何かしらめんどくさくて億劫になっちゃったんです。
 
PS4とかとりあえず持ってるんですけど、まず、ゲーム内まで辿り着くのがめんどくさい。
スマホのソーシャル的なゲームは、他人との絡みの強要や、ガチャ合成的な何かのチュートリアルを見るのがめんどくさい。
 
ガチャっとカセットを入れてバチッと電源を入れたらズバッとタイトル画面が出る。
昔のゲームは良かったなぁ。。
自分が老人化してナウなゲームについていけてないだけとも思いますが。
 
TwitterとかFacebookなんかから飛んできて、めんどくさいこと無しにいきなりゲーム的な体験に入っていける、アイデア次第で誰でも簡単にコンテンツが作れる、必要最低限のゲーム体験プラットフォームが作れないものかな?と考えてました。
  

すんごい昔に『あかねと~く』という、知る人ぞ知るガラケー用携帯アプリを作ったことがあって、自分的にはそのときから「携帯電話のゲームはワンボタンをポチポチするだけで良いのだ。面白くできるんだ!」というブレない思想があるので、もうぼちぼち、モノづくり好きな個人として制約なしに何か新しいものを創ってみたいという気持ちもあったんです。
 

週末プログラマーへの道 

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自分は十数年前に社会人になってからずっと、主には携帯ゲーム・WEBシステム系のプランニング・ディレクション・プロデュースのかじり的な仕事をしてまして。
ざっくり言うと、企画書を作って見積って、会社やクライアントさんのOKが出たら仕様を作り、プログラマーやデザイナー、外注さんの進行管理や、出来をチェックして間違ってたら修正を依頼していく…ような仕事です。
技術的なことに関して、営業の人よりは深い知識があるかもしれないけれど、専任のプログラマーやデザイナーには到底敵いません。
 
自分もいつしか30代後半。白髪も目につくようになり40代の大台まであとわずかとなったところで我が身を見つめなおすと、なんとなく、危機感を感じるようになってきました。
 
ほんと、例えばの話ですけど、このままの流れで可もなく不可もなく40~50代まで「技術的なことに関して手は動かせない企画的な人」として過ごしていってのある日、何らかの理由で会社からポーンと放たれるようなことが起きたとして、そのとき果たして、自分という人間に一体何ができるのか。
どうやってそれまでの生活を守っていけるのか?と考えた。
 
小綺麗なパワポ企画書をまとめて、ゼロから1を生み出す。
コンパクトなプロジェクトなら仕様も一人で一気に切れる。
ディレクションや外注管理の経験があり、緊急時には文章作成も画像加工もHTML修正も機転やバランスを利かせて自力でそこそこやってのける。
これは自分のスキルとして、これまでお世話になってきた歴代の会社でも今の会社でも、ある程度評価して頂けている点だと思うのですけど、こういうスキルって、「入った会社で事後発覚して重宝」はされるのですが、転職時に振りかざす武器としては、企業側からの判断が難しく訴求力の弱い要素だと思うのです。
 
プランニング・ディレクション・プロデュース的な職種で職や年収増に困らないためには、圧倒的な人脈や実績、自分を売り込む営業トーク力が肝なんじゃないかと思います。
 
そんなこんなで、上記の肝は弱かったり苦手だったりする自分にとって、今後の人生でもしも何かがあったとき、もう少し自分の実力を定量的に評価してもらえるスキルを身につけないといけないなぁと。
万が一、どこからも必要とされなかった場合には、最初から最後まで一人完結でモノづくりができるスキルを身につけないとなぁと思いました。
 
それが自分にとっては、「プログラミング」かなぁ・・・と。 
  
個人的に好き勝手にモノづくりしたいという欲求と、
このままじゃ10年後の自分に保険がないぞという危機感。
その交差点が、『自分が考えたことを自力でプログラミングして完成させること』だったのです。
 
 
・・・で、平日の退勤後や週末に独学でWEBサービスを作っていくにあたり、何からはじめてみたのか、何につまづいたのか、残っている課題は何なのかなどを本題として書こうと思ってたんですけど、個人的な前提をつらつら書いていたらなんだか長くなってしまったので、また後ほどに。
 
つづきます。。
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